当サイトで公開している企業財務レントゲンアプリは、Geminiの無料版で作成したものでした。

私自身が企業支援の際の提案書に使うものでもあり、エクセルやパワポで毎回つくるより手軽になって良かったと思っていた反面、見た目の面では「なんだかな~」と思うところもありましたが、放置しておりました。

が、Claudeに課金したことでClaude Codeも使えるようになったので、試しに作らせてみるかと思ったのでやってみました。

Claude Codeに雑にお願いしてみた

Claude Codeを開いて、以前Geminiが作ってくれたhtmlファイル(1期分用と2期比較用)を放り込み、サイトのURLも貼り付けて、下記のように雑にお願いしてみました。

以前Geminiで生成した、財務レントゲンのhtmlアプリを自社サイトに設置している。
しかし、生成されるグラフの色づかいや文字が潰れて見えないという結果には不満がある。

当社サイトの色使いにも合うように、見た目を調整してほしい。
1期分用と2期分比較用とに分けてあるが、もっと良い方法があれば検討してほしい。

目的は、経営者が自社の貸借対照表と損益計算書の数値を入力することで、自社の状況を図式化して理解が深まること。

Claudeキャプチャ

こんな雑なお願いで、どこまでやってくれるのか?

ちょっと疑問もありましたが、ほかに仕事もあったので、しばらく放置。チラ見すると、どうやら分析して動いてます。

そんなこんなで放置すること数分(十数分かも)。

出来てました。

生成されたhtmlのコードをコピーして、WordPressの固定ページ内のカスタムhtmlブロックにペーストするだけです。

それだけで、下記のページのように、企業財務レントゲンアプリをサイト内に実装することができます。

企業財務レントゲン

FINANCIAL X-RAY 企業財務レントゲン 決算書の数字を入れるだけで、貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)を「面積」で図解します。お金の集め方・使い方・稼ぎ方が、ひと…

生成される図のイメージ↓

頼んでもいないところまで、緻密に作り上げてくれてました。(良い意味で)

デザインはサイトの色遣いを参考に、フォントも揃えてくれてます。

1期分の生成か、2期分比較かも選択できるようになっており、気になっていた文字の潰れもなくなっています。

さらにオマケで主な経営指標まで算出してくれています。

いやいや、さすがです。

改善された財務レントゲンアプリをぜひご活用ください

というわけで、Claude Codeに頼んだら、思ったよりも(というより想像を超えて)良いものができました。

見た目も整ったので、資料にコピペするにも見栄えがよくなりました。

ちなみにClaudeのプランは「Pro」プランを利用中で、今回使ったClaude CodeのモデルはOpus 5でした。

経営者にこそ使ってみてほしい

さて、Claude Codeのすごさばかりをアピールしてしまいましたが、この財務レントゲンは、経営者の方にとって非常に有用です。

私は中小企業診断士として多くの企業の支援を行っておりますが、8割以上の経営者が「貸借対照表ってなに?」という状態かと思います。私自身も、診断士受験で財務会計をきちんと勉強するまでは、正直そう思ってました。大切なのは黒字か赤字か、の損益計算書でしょと。

でも、本当に大切なのは、企業の創業当初からの業績の積み重ねが表れる、貸借対照表の方なんですよね。

しかし、税理士さんから渡される決算書の貸借対照表は、正直なにがどうなっているのかよくわからない。

数字の羅列だけでわかりにくい決算書の情報を、病院のレントゲン写真のように、可視化、図式化するのがこのアプリです。

生成された図は、PDFで保存できますので、ぜひプリントアウトして、下記の解説ページもお読みいただければと思います。

企業財務レントゲン B/S構成の5パターン

企業財務レントゲンにおいて、特に重要なのが、企業のこれまでの経営結果の積み重ねである「貸借対照表(B/S:Balance Sheet)」です。 貸借対照表は、企業の創業期から直…

この記事を書いたのは…

大澤 剛史
大澤 剛史代表取締役 / 中小企業診断士
茨城県牛久市にある、株式会社コンパスの代表取締役。グラフィックデザインができる中小企業診断士として、販促支援、スポット経営相談、定期顧問契約、Webマーケティング支援などの経営支援を実施。茨城県信用保証協会、青森県信用保証協会、茨城県事業承継・引継ぎ支援センター、牛久市商工会での公的支援も実績多数。DELL Expert Network認定メンバーとして、DELL製品のお得な導入サポートも実施中。